PICKIT BASICをMPLAB X 6.25で使う

カテゴリー: PIC

正確には「MPLAB PICKIT BASIC」というらしい。電子部品通販で買い物をした際に、たまたま販売開始したのを見つけ、それほど高価でなかったのでポチっとしてみました。

現在最新のMPLAB X 6.25で使うことができた、というレポートです

古いツールがサポート外に

PicKit3が使えない

わけあってPicKit3を使おうと引っ張り出して来たら、最新のMPLAB Xで使えない。かれこれ10年以上前のものだから仕方ないとはいえ、引き出しの奥には新品のPicKit2もあったりして、さてどうしよう?

このときは、MPLAB X6.15で使うことができた。ただ、PicKit3は電源廻りの保護が弱く、試作で配線ミスなどで過去に何台も壊していたので、いずれは新しいツールにしなければ・・・と思っていた。ブレッドボードや手配線の試作にツールから電源供給してとりあえず動かしてみよう、みたいな時が一番やらかしやすい。

まだ5月ごろで、PicKit5が品不足だったころのことでした

マルツで少量発売しているのを、見つけた

たしか発売開始直後だったと思う。手頃な価格だったのですぐにポチっとした。

当面はPICのみでの使用ですが、ご覧の様に、PICのICSPだけでなくAVRやJTAGにも対応している。シングルピンのUPDIもできるらしい。

に、認識しない・・・

購入して早速試用。動くどころか認識すらしない
この時はMPLAB Xのバージョンが古かったのかもしれない

そんなわけで、二か月ぐらいほうっておいた

MPLAB X 6.25で再度接続

おっ!、認識するではないか!
デフォルトでは書き込みが遅い、「Program Speed」を[High]にする

これで、ICDと同程度の速度になった

ツールからの電源供給はないらしい

設定に「Power」の項目が見当たらないので、電源供給はできないかもしれません

電源供給はターゲットが不十分な回路構成だと壊すリスクがあるので、なければ無いでよしとします

書き込みとデバッグのOutputを貼っておきます