dsPIC33CK256MP503 覚書①

カテゴリー: PIC

dsPIC30FやdsPIC33EPから、dsPIC33CKへの移行の覚書です

36pin UQFNパッケージ

大きな違いは?

独断と偏見で恣意的な比較表

  dsPIC30F dsPIC33EP dsPIC33CK
MAX速度 30MIPS 70MIPS 100MIPS
Core   MUL,Divider MUL,Divider、4×割り込み退避エリア
汎用タイマ 16bit×3 16bit×3

32bit×1(CCPの汎用タイマ×2)、PTG×1

ADC

12bit 200Ksps

12bit×2+1(shared), 3.25Msps

12bit×2+1(shared), 3.25Msps

DAC non 12bit×2 12bit×3
PWM 16bit×3

HSPWM 16bit×3,up to 1.04㎱

HSPWM 16bit×8,up to 250ps

EEPROM 1Kbyte/non non non
other Function UART,SPI,I2C UART,SPI,I2C,PGA UART,SPI,I2C,CAN FD,QEI,CLC,DMA
電流 小小

 

要は、高速高機能かつ低消費電流です。 続きを読む…

dsPIC33CKをICD4でデバッグ

カテゴリー: PIC

前回投稿のICD4インプレッションの続きです

新しいdsPIC33CKで使ってみる

いま試したい機能を全部いれた試作用基板ができてきました。dsPICの他にmbed Nucleo64ボードも使えるものです。搭載dsPICデバイスは新しいシリーズの「dsPIC33CK256MP503-I/M5」。

十数年前から使っているdsPIC30Fも基板を更新するたびに、そろそろ新型dsPICへ移行したいと思っていました。基板の要求機能が増えたわけではありませんが、同じ速度(20MIPS)で消費電流が4分の1、なおかつ100MIPSまで使え、その消費電流も少ないので切替えの候補になった次第です。 続きを読む…

ICD4 MPLABX V5で ちゃんと使えるようになっていた

カテゴリー: PIC

ICD3の後継機として期待

昨年ICD4が発売され早速購入した。メインのICD3の代わりとして期待していたが、デバイスがサポートリストにあるのに思うように使えない状態がしばらく続き、買って「失敗!」と思っていた。MPLABX V5(確認したのは5.20)になりデバッガとして使えることを確認。やった!。リレーが内蔵されているらしく、電気的にも保護強化されている印象。外観もヘビーな感じです。 続きを読む…

歴代PIC用ライター・デバッガ

カテゴリー: PIC

この記事は旧サイトから移行し再編したものです。

クリアビューマシアス

PICが世に登場しはじめたころ、秋月電子通商で扱い始めたのがこの「ClearView Mathias」。たしか800k円ほどした記憶があります。PIC16Cxxx(PROMタイプ)のフルスペックデバッガで大変重宝しました。デバックで二台ほど壊してしまい出費がかさんだものです。 続きを読む…