自作CNC3号機 テーブルを製作

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自作CNC3号機の製作記録です。2017年構想、少しずつ部品を集め、完成は2019年です。いっぺんに書ければよいのですが少しずつでも公開していきます。

2号機で使っていたM10クランピングセットを継続して使いたい。解体する前の2号機で加工し製作。

2号機と同じTスロット形状のテーブルにします。2号機のテーブル製作は知人の汎用機を借りてSS400で作ったものでした。こんどは2号機があるうちにテーブルだけでも自分で作ってしまおうと、いちばん最初に手掛けました。

2号機のテーブル

卓上機でSS400にTスロットを切るのは結構大変!

かといって、業者に頼むと莫大な費用がかかる。FC材は私のルートでは入手困難。

そこで・・・

ベースに段削りしたバーをボルト+接着剤止めすることにしました。SS400材に段削りなら2号機でも可能です。平面度と板厚公差を指定してベースとバー材を発注。

穴あけと段差削りを2号機で行い、組み付ける方式です。

 

各バーの取り付けはM6SC×10本+Loctite638です。強度に若干の不安はありますが重切削しないので、Tスロットを壊さないように大事に大事に使っていくつもりです。

CNCが完成してからスロット入口と平面を削る

Tスロットは平行ガイドとしても重宝します。組み立て中も平行とりましたが、完成してからさらにエンドミルで整えます。

平面もエンドミルでひと皮削り、マイクログラインダーをかけてみましたが時間ばかりかかり周囲が真っ黒になるだけで非常に効率が悪いので、最終的な仕上げは#320オイルストーンで整えて完成にしました。

グラインダーでは微小深さしか削れない

以上

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