ESP32-S3のPCNTをPlatformIO版ESP-IDF V5で使う

カテゴリー: ESP32

2023/1/4 文章修正と内容訂正しました。

2023/4/12 ESP-IDFバージョンについての記述を追加しました。

公式版ESP-IDFのAPIはV4.4からV5へのバージョンアップで大幅に仕様が変わっていました。

PlatformIO版ESP-IDFはV6が公式版V5に相当します。これがややこしく、私も混同していましたので、以下のPCNTについての内容はPlatformIO版V5では公式版V5の記述ができない、という至極当然のことだったわけで、訂正いたします。

PCNTも含まれ、記述や関数名が変わっています。参考はここ

ところが、PlatformIOでESP32-S3をESP-IDF V5.1.1で開発してみると、新しい仕様のPCNTが使えない。無理やり「pulse_cnt.h」「pulse_cnt.c」を組み込んでも当然ながらframeworkにhalのドライバが存在しないのでリンカが通らない。なにより小手先の対策はESP-IDFのバージョンを変えるとフレームワークも一新されるので得策ではありません。

今回はレガシィ記述でPCNTを使うことにしました。その覚書です。

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新型風速センサー、価格決定

カテゴリー: 新着情報

新型風速センサーの定価を決定しました。詳しくはここをご覧ください。

年末年始の予定のお知らせ

カテゴリー: 新着情報

■年末年始休業日
    2022年12月29日(木)~2023年1月4日(水)
    ※ 2023年1月5日(木)より、9時より通常通り営業いたします。

冬期休業中にからわらず、いただいたメール・FAXでのお問い合わせにつきましては、
逐次対応させていただきますので何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

今後とも変らぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

新型風速センサーを追加

カテゴリー: 新着情報

ご要望につき、風速センサーの新型が登場。20年以上培った実績の集大成です。

PlatformIOのESP-IDFのバージョンを指定する方法 

カテゴリー: ESP32

Espressif IDEの公式HELPでは4.4.3ですが、2022/11現在のPlatformIOのESP-IDFの最新バージョンは5.2.0です。

ただ、ESP32-S3での5.2.0では、ブートからうまくいかないのでいろいろなバージョンを試しています。

 

バージョンを細かく設定する方法

最新バージョンはgitから

最新バージョンは、platformIO.iniのplatform項目にgitを直接指定します。

[env]
platform = https://github.com/platformio/platform-espressif32.git

これで最新バージョンが適用されます。適用後のPlatformIOのinstallを見るとV5.2.0+パッチが適用されていました。

常に更新されているようです。

 

過去バージョンは、platformio.iniで直接バージョン指定

過去バージョンが存在するバージョンは

https://github.com/platformio/platform-espressif32/releases

から確認できます。

ここから希望のバージョンをピックアップし、PlatformIOのplatform=espressif32に後に@x.x.xを追加します。

例としてV5.1.1なら

[env]
platform = espressif32@5.1.1

だんだん使いやすくなってるようです

まだまだ、いろいろ試さなければなりませんが、バージョン設定などの操作は徐々にやりやすくなってるみたいです。

ESP32-S3-1-N16R8を試してみる-USBIFでCDCデバイス

カテゴリー: ESP32

ESP32-S3モジュールは相当魅力的ですが、情報量が少ないので、少しづつ自分なりに確認していきます。開発環境はVScode+PlatformIO ESP-IDF版です。
 今回は、ESP32-S3-1-N16R8で、JTAG用のUSBをCDCデバイスとして設定してみた覚書です(windows限定です)。

2022/11/28追加 sdkconfig.xxxの更新方法

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ダイソーのメモパッド買っちった。

カテゴリー: 電子と機械の工作室

出始めから評判でしたが、やっと買ってみました。500円!

書き消し5万回、筆圧感知!

コレステリック液晶の一種で、電子ペーパーのように双安定性があるため、無電圧で状態を保持するので消去時のみ電流を必要とする超低消費電力機器、らしい。

仕事で使うよりも、リビングやダイニングでちょっとしたメニューなどのメモ書きや覚書に便利です。

贅沢を言わせて頂ければ、消去ボタンで全部消えてしまうので、部分消去できたら良いな、と思いましたが、500円でこれが手に入るのに驚きです。

 

MPLAB Xでフォルダ名に日本語を使うとエラー

カテゴリー: PIC

こんなことは、すでに何回も痛い目にあっているのですが、ついついやってしまう。

今回も既存のプロジェクトをコピーして、ついつい「○○テスト」というフォルダ名にしてしまった。

案の定、正体不明のjavaエラーで構築が一向に終わらない。その様子です。

構築に成功しているプロジェクトをベースにしたはずが・・・

コンパイルは成功するのですが、最後のロードの先が進まない

Java lang.IlleagalArgumentException:・・・メッセージの後に進まない。

最下段の緑のインジケーターが終わらないのだ

フォルダ名から日本語を抜いて解決

大見出しですでに言ってるので、それ以上はありませんが、MPLABXに限らず「うっかりフォルダ日本語名」は絶対やらないという縛りで解決するので、プロジェクトのフォルダ名ぐらいは頑張って英字で決めてゆきたいと思います。

私自身は英語不得意なので、カッコ悪いですけどローマ字表記で頑張ります。

「回転装置」→「kaitensouchi」、カッコ悪いですが、私には分かり易いので・・・

VMwareのゲストOS Windows7で、PSoCDesignerを動かした。

カテゴリー: PSoC,ソフトウェア

久々にPSoC1のプロジェクトを修正することになりました。開発環境はPSoCdesignerです。

メインPCではアンインストールしてあったので、再インストールです。

Windows11ではSVGビューワがうまく動かない

PSoC1は内部ブロックの設計にSVGviewerが使われているらしく、Windows11ではインストール時に不適合のメッセージがでます。実行させてもそこだけ抜けていました。

Windows7で動かそう

そこで、先日VMware Workstation 16 PlayerにインストールしたWindows7で実行させてみました。

結果は一発OK、USBをゲストに繋ぎ変えてMiniProg/MiniProg3も普通に動作しました。

めでたしめでたし

VMware Workstation 16 PlayerにWindows7を導入。VMwareToolsインストールに少してこずる。

カテゴリー: ソフトウェア

VMwareToolsの導入に少し苦労したので覚書

ゲストOSはWindows7 HomePremium 32bit SP1

OS本体はすんなりインストール完了!

ディスクを入れ「新規仮想マシンの作成(N)」からインストール

あれれ?!「VMwareToolsのインストール」がブラックアウト

そこで、VMwareToolsの手動インストールすることにしました。

VMwareToolsのダウンロードページから、12.1.0をDL。Windows7 SP1 or laterとあるのでインストール条件はOKのはず

解決しないので、SP1上書きと更新プログラム適用を行うことに

まず、SP1をもう一度上書きインストールしてみる。Windows7 SP1のインストールページから手動インストールファイルをDL。

その後、VMwareToolsのコミュニティページで更新プログラムを適用する回答があったのでやってみる。

DLしたファイルはUSBメモリ経由でゲストOSへコピー

いずれもゲストOSで実行するものです。

この時点では、VMwareToolsが無効なので、まだD&Dやファイルの共有もできません。そこでUSBメモリ経由でゲストOSへパッチをコピー。

二番目のexeファイルはSP1インストールファイル

順番としては、

  1. kb976932 SP1再インストール(結果的にしなくても良かったかも・・・)
  2. KB4474419
  3. KB4490628
  4. KB4536952
  5. KB4534310

インストール後は再起動。Windows 7 のサポートが切れていますというメッセージが出たら、手順がうまく行ったことらしい。

パッチは無事クリア。VMwareToolsのインストールも無事終了。

コミュニティのおかげで助かりましたm(_ _)m