NCVCの初期状態では、切削開始の前にクーラント「M08」がONになる。これにミストONの「M07」コードを追加する。
ヘッダーを変更し、ミストをONする
ヘッダーを変更し、M08の他にM07を追加する。オフについては変更なし。
ハードウェアでも、ミスト出力を割り当てておく
補足説明
デフォルトではNCVCのインストールフォルダの「Header.txt」を参照しています。ここにはクーラント開始信号「M08」が記載されています。
これはMach3では割りつけられたクーラント信号のON/OFFを行うコードですが、クーラントの制御を特に使用しなければこのままでかまいません。
CNC3号機では、クーラントの使用は未定ですが、ミスト(エアダスターとしても利用)を使うので、コードを「M07」を追加しておきます。これでOKです。
%
({MakeDate} {MakeTime})
({MakeUser} MADE {MakeNCD} FROM {MakeDXF} AND {MakeCondition})
{G90orG91}G54{G92_Initial}
M08
M07 ←追加する
{Spindle}M03
停止については「Footer.txt」でコード「M09」でミストもクーラントも停止します。
なお、実際の信号はMach3設定の割り付けで決まるので関係を把握しておきます。
以上