蛍光灯スタンド修理

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しばらく使ってなかった蛍光灯スタンド、93年の検印なので年代物ですが一応インバータータイプ。そろそろお役御免にしようかと思いつつも、点灯確認。

すると、↓こんな感じでうまく点灯しない。

中身を見る

廃棄するにしても中を見てから、というのがエンジニアの性癖である。早速裏蓋をあける。そのまま修理モードに突入。

中はインバーター基板とバランサーウエイト。こういう不具合は電解コンデンサの可能性が高い。基板には、100uF/100V 2個と47uF/25V 2個実装されいます。特に液漏れしたり、パターンを腐食させいるわけではありません。外観はきれいです。

100uF100Vは手元にないので、まずは47uFから。47uFはパナソニックの105℃ GEとありますが、資料はありません。とりあえず標準品でいいかと、手元にあった85℃品に交換。

あっ、点いた!

あっけなく修理完了。捨てられなくなってしまいました。

一応、消費電力を測ってみる

22Wでした。定格25Wなので交換後も正常に動いている目安とします。LEDタイプの倍以上ですが、せっかくよみがえったのでスポットで使おうと思います。