格安降圧DCDCを買ってみた

カテゴリー: ホビーその他  タグ:

DCDCは結構使う

5VDCDCが在庫切れ

2010年以前はリニヤアウトレギュレータ(以降LG)が主流でした。24Vから数ボルトに降圧するのは発熱の関係もあり結構難しいですが、私の周りでは比較的高電圧からMCUを使いたい用途が結構多く、試作や実験にはいつも秋月電子通商のM78ARシリーズを買い置きして使っており重宝してます

たまたま5V品の在庫が切れて、Amazonで格安DCDCを見つけたので試しに購入

5個で980.-、固定出力分圧抵抗入り。3A取れるそうだ

素性を調べてみる

制御ICはMPSというメーカのMP2315らしいーー新規設計非推奨だ!

ICのマーキング「1AGCN」から、たどり着くことが出来た。

24V 3A 500KHz 軽負荷モード付のMP2315というICで新規設計非推奨です。

格安の原因はこれか?

簡単に性能チェック

1Aでチェック。効率を見てみる

3Aはまず使わない。5Vに固定して1A負荷で調べてみる。

1Aは結構余裕。発熱もあまりない。入力電圧に対する効率を見てみます。

効率は結構優秀です

リップルチェック

これはかなり多い。リプルというよりノイズです。参考で比較したM78AR05-0.5は1/6です。また同じく秋月販売のBP5293-50でも1/2でした。

ブレッドボードのバラックとはいえ同じ土俵で比較したので差は歴然です。軽負荷モードにすれば勝負できるかもしれませんが、この基板では切り貼りしないとできないので止めておきます。

ちなみに、105でデカップリングしてもリプルはあまり変化ありませんでした。

結論:素子を追加して使おうかなあ

格安購入で粗探してディスりまくるのも気が引けますので、結論

3.3Vではリプルが10%超えてしまうのでMCUの電源には直接使うのは怖い。

あまり電流取らない用途にはLCフィルタやLDO追加して使おうかな。

 

お気軽にコメントをどうぞ。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)