サイクロン集塵機製作記 その2

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この記事は旧サイト2007年の製作記事から移行し再編したものです。

ターボファンをグレードアップする

ターボファンといっても、インダクションモーター方式、それも小型では風量は多少あっても静圧を稼げない。とは思いながらも淡い期待のもとに三段構成のファンをオークションで入手。

効果は?

結果から言うと、静圧はわずかにアップしただけのようだ。ファンが3段になっただけでモーター出力がアップしたわけではない。my基準のM3×6鉄ビスを吸い込むかどうかでいうと、ホースを床ギリギリにし調整すると吸い込むレベル。ホースが太くなった分風量は増えたので総合的に性能は少しアップ。期待したほどではないが・・・

間に合わせに用意した掃除機紙パックの排気フィルターは、具合が良いのでそのままです。通常使用では微粉もほとんど貯まりませんが、ペール缶が満杯になったのを気付かずに塵がふき出したのを防いでくれたのには、助かった。

集塵量はどう? 微細塵も吸引してくれる

ちなみに下の樹脂ABS(250x280xt10)を写真のような加工し加工後の掃除分も含め全部集塵すると、一回につきペール缶に深さ3~4cmほど貯まる。7~8枚も加工すると缶一杯になってしまうのでこの集塵機があるのと無いのとでは効率が全然違う。また切りくずは全部は無理ですが、空中に舞う塵は加工機ブースの中で大部分吸い取ってくれているらしく、大量加工後も周囲の平面に塵の付着は殆ど見られない。

以上