もう20年以上続いている基板にPIC12C509A-04/Pを使っています。久しぶりに50ヶ書き込み作業です。 続きを読む…
旧ホームページの製作記事の移植です。他の記事も順次移植中です。

風量計がほしい
風量を扱う機器の委託業務があり、出荷検査のため基準計が必要でした。それまで大エンド様の試験場で校正した「神様」との比較で何とか切りぬけてきましたが、製作・検査はユーザーからは丸投げで特に指示もなく、酷使した老齢「神様」も心配です。それでは、と自分用の基準器を作ることにしました。 続きを読む…
一品物の製作は工夫のしどころです。今回はφ80mmの円筒にφ4mmの銅パイプを2.5ターン密着して巻き付けたい、というものです。

φ75mmの塗料缶で実験。巻き戻ってぶかぶかなコイルになった。
実験によると、直径で一割ぐらい巻き戻ることが分かりました。同じ径の円筒に巻き付けると仕上がり径は一割太いコイルになるということです。板金用語でよく言う「スプリングバック」です。そこで軟膏のビンや100均のボトルなど70mm前後の丁度良いものを探しましたが、なかなかみつかりませんので、製作することにしました。
1×4材を自在錐でカットし旋盤で整形、ボンドで貼りつける
というわけで、1×4材の端材で製作。この自在錐というもの、結構ワイルドで、材料をしっかり固定しないと食い込んだ時怖い目を見る。多少金属加工に慣れた私でも結構怖い。
円盤状にカットしたもの2枚張り付けて、あとは旋盤で円形を整え、更に1×4端材にビス止めして完成
内径・外形を一度にカットするタイプの自在錐 1×4材で治具の完成
いざ、製作!
パイプが細いので特に難しいことはありませんが、コツといえば「巻いている途中で緩めない事」です。パイプはあてがうものがないと急激につぶれるので、あとあとの追加工で品質と落とすことがないように、治具に密接して巻き付けるのが良いです。

ストックしているチップ部品の保存密閉容器に入れている「シリカゲル」を定期交換しました。保存容器はPEのペール缶。PEはわずかですが吸湿性があるため定期的に除湿剤を交換しなければいけません。もっとも、本日みたいな湿っぽい日(湿度計でRH65%)にフタを開ける事自体がまずいかもしれません(^^;)。
いつも時差で十袋程度入れ換えていますが、交換した古いものは湿度指示粒がピンク色になりかけていました。たいていは廃棄してますが、再生にチャレンジです。 続きを読む…
知人から、dsPIC30F3012の書き込みを頼まれました。普段はSOPかQFPを基板に設けたICSPコネクタで書き込んでいますが、dsPICのDIPタイプは久しぶりです。
dsPIC30F 18pinは、PIC16F/18Fの 18pinとピン配列が異なる
しばらくぶりだと、そんなことも忘れていました。そこで、手作りPIC書込みアダプタを急遽改良!
手作り書込みアダプタ dsPIC30F用を追加 ICD3で書き込み 使い慣れたMPLABX IPE3.55にて
複数台のパソコンそれぞれの挙動が違う事が良くあります。ある一台で開発アプリを使っていて、横のリーダーをアクティブにしないでリーダー文書をスクロールだけしたいのですが、いつの間にかできなくなっていました。
いちいちウインドウ切替えすると、マウス操作とポインタ移動量が大きくなり作業しづらい。
これって、マウスのドライバーの問題だと思い、使用マウスbuffaloのドライバーをダウンロードして試行錯誤するも改善せず。
マウス買い替えるか・・・、というところまで考えましたが、「buffalo マウス 非アクティブウィンドウをスクロール」で検索してみた。 続きを読む…
しばらく使ってなかった蛍光灯スタンド、93年の検印なので年代物ですが一応インバータータイプ。そろそろお役御免にしようかと思いつつも、点灯確認。
すると、↓こんな感じでうまく点灯しない。 続きを読む…
dsPIC30F/33EPからdsPIC33CKへ移行しようとしています。「sinテーブルを演算させるルーチンで意外なほど演算時間がかかった」、という投稿を最初にしたものの、完全に自分のミスであることが判明したので、投稿を全面改版し、ドタバタ顛末記として再投稿です。
事の発端は、パワーオン時にsinテーブルの計算をさせたこと
これは「パワーオンですぐに動作させる回路」プログラミング時、冒頭で、 続きを読む…
dsPIC30FやdsPIC33EPから、dsPIC33CKへの移行の覚書です

大きな違いは?
独断と偏見で恣意的な比較表
dsPIC30F | dsPIC33EP | dsPIC33CK | |
MAX速度 | 30MIPS | 70MIPS | 100MIPS |
Core | MUL,Divider | MUL,Divider、4×割り込み退避エリア | |
汎用タイマ | 16bit×3 | 16bit×3 |
32bit×1(CCPの汎用タイマ×2)、PTG×1 |
ADC |
12bit 200Ksps |
12bit×2+1(shared), 3.25Msps |
12bit×2+1(shared), 3.25Msps |
DAC | non | 12bit×2 | 12bit×3 |
PWM | 16bit×3 |
HSPWM 16bit×3,up to 1.04㎱ |
HSPWM 16bit×8,up to 250ps |
EEPROM | 1Kbyte/non | non | non |
other Function | UART,SPI,I2C | UART,SPI,I2C,PGA | UART,SPI,I2C,CAN FD,QEI,CLC,DMA |
電流 | 大 | 小 | 小小 |
要は、高速で高機能かつ低消費電流です。 続きを読む…
前回投稿のICD4インプレッションの続きです
新しいdsPIC33CKで使ってみる
いま試したい機能を全部いれた試作用基板ができてきました。dsPICの他にmbed Nucleo64ボードも使えるものです。搭載dsPICデバイスは新しいシリーズの「dsPIC33CK256MP503-I/M5」。
十数年前から使っているdsPIC30Fも基板を更新するたびに、そろそろ新型dsPICへ移行したいと思っていました。基板の要求機能が増えたわけではありませんが、同じ速度(20MIPS)で消費電流が4分の1、なおかつ100MIPSまで使え、その消費電流も少ないので切替えの候補になった次第です。 続きを読む…