ESP32-S3:PlatformIO、ESP-IDFとarduinoモードでネイティブUSBをCDCで使う

カテゴリー: ESP32

ESP32-S3のUSBをESP-IDFとarduinoモードでCDCを構成した覚書。V6になって少し変更があったのでダブりもありますが「ESP32-S3-1-N16R8を試してみる-USBIFでCDCデバイス」の続編です。

両方ともバックグラウンド受信してくれますが、ESP-IDFは受信イベントが使える代わりに、V6でtinyUSBが外付けになってコーディング量も多く、それに対しarduinoモードは受信イベントは無いけどシンプル記述できるので、両方同時に使えればよいな~、と思いましたが、現時点のesp32-s3-devkitc-1ではplatformio.iniにesp-idfとarduino同時記述はできず、また当然ですがesp-idfコードに<arduino.h>を追加してもエラーになるので、別々に確認した記事です。

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M5Stack IMUとタッチパネルを別タスクで使うためMutexで排他制御

カテゴリー: ESP32

M5Stack Core2でIMU(6軸センサ)のサンプルプログラムを応用して、アプリを構築しようとしています。

M5Stack Core2のスイッチはタッチパネル(以降TP)の一部を使っています。IMUと共通I2Cです。マルチタスクで読みだす際に、アクセス競合防止にMutexで排他制御した覚書です

ESP32の開発では、「ESP-IDF環境でないとFreeRTOSが使えない」と勝手に誤解して永らくESP-IDFを使っていましたが、今回の解決でArudino環境でも使えるのが大々的に判明したので、嬉しくなっての投稿でもあります。

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.NET6でSerialPortコンポーネントを使えるまで

カテゴリー: ソフトウェア

ずっと.NETframeworkを使ってました。簡単なアプリが多いのでいまでも支障はないのですが、WPFにするスキルもなくWFAを使い続けようと思っていた矢先に、.NETframeworkは長期サポート外ということが分かり、それではLTS版の.NET6にアプリを移行してみたらどうか、とやってみたらSerialPortがうまくいかないので解決するまでの覚書。 続きを読む…

PlatformIO版ESP-IDF V6に移行する – ADC

カテゴリー: ESP32

ESP32-S3の開発にはPlatformIO(以降PIO)版ESP-IDFV5.1.1で行っていましたが、V6.1.0まで使えるようになったので今後のことも考えて移行することにします。

PIO版ESP-IDF V6公式版ESP-IDF V5に相当し、公式版ではV4→V5で大幅に変更がありました。migrationの一覧はここ、詳細はここで。バージョンの値が近いのでややこしいです。

以前公式版とPIO版のVersionを混同してPCNTをレガシー表記で使った記事を書きましたが、今回の変更でそれも新表記に修正することになりました。

今回はADCについての覚書。キャリブレーションの効果も簡易的に測定しました。

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ESP32-S3のPCNTをPlatformIO版ESP-IDF V5で使う

カテゴリー: ESP32

2023/1/4 文章修正と内容訂正しました。

2023/4/12 ESP-IDFバージョンについての記述を追加しました。

公式版ESP-IDFのAPIはV4.4からV5へのバージョンアップで大幅に仕様が変わっていました。

PlatformIO版ESP-IDFはV6が公式版V5に相当します。これがややこしく、私も混同していましたので、以下のPCNTについての内容はPlatformIO版V5では公式版V5の記述ができない、という至極当然のことだったわけで、訂正いたします。

PCNTも含まれ、記述や関数名が変わっています。参考はここ

ところが、PlatformIOでESP32-S3をESP-IDF V5.1.1で開発してみると、新しい仕様のPCNTが使えない。無理やり「pulse_cnt.h」「pulse_cnt.c」を組み込んでも当然ながらframeworkにhalのドライバが存在しないのでリンカが通らない。なにより小手先の対策はESP-IDFのバージョンを変えるとフレームワークも一新されるので得策ではありません。

今回はレガシィ記述でPCNTを使うことにしました。その覚書です。

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ESP32-S3:VScode+PlatformIOで生成したバイナリをesptoolで量産書き込み

カテゴリー: ESP32

VScode+PlatformIOで開発したコードは、PlatformIO→UpLoadで書き込めますがBuildも含まれるので複数枚書き込みには適しません。

そこで、VScodeが吐き出したコードを単体のFlashプログラマとして「esptool」で量産書き込みする覚書です。私の環境はESP32-S3ですが、ESP32全般でたぶん使えると思います。

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PlatformIOのESP-IDFのバージョンを指定する方法 

カテゴリー: ESP32

Espressif IDEの公式HELPでは4.4.3ですが、2022/11現在のPlatformIOのESP-IDFの最新バージョンは5.2.0です。

ただ、ESP32-S3での5.2.0では、ブートからうまくいかないのでいろいろなバージョンを試しています。

 

バージョンを細かく設定する方法

最新バージョンはgitから

最新バージョンは、platformIO.iniのplatform項目にgitを直接指定します。

[env]
platform = https://github.com/platformio/platform-espressif32.git

これで最新バージョンが適用されます。適用後のPlatformIOのinstallを見るとV5.2.0+パッチが適用されていました。

常に更新されているようです。

 

過去バージョンは、platformio.iniで直接バージョン指定

過去バージョンが存在するバージョンは

https://github.com/platformio/platform-espressif32/releases

から確認できます。

ここから希望のバージョンをピックアップし、PlatformIOのplatform=espressif32に後に@x.x.xを追加します。

例としてV5.1.1なら

[env]
platform = espressif32@5.1.1

だんだん使いやすくなってるようです

まだまだ、いろいろ試さなければなりませんが、バージョン設定などの操作は徐々にやりやすくなってるみたいです。

ESP32-S3-1-N16R8を試してみる-USBIFでCDCデバイス

カテゴリー: ESP32

ESP32-S3モジュールは相当魅力的ですが、情報量が少ないので、少しづつ自分なりに確認していきます。開発環境はVScode+PlatformIO ESP-IDF版です。
 今回は、ESP32-S3-1-N16R8で、JTAG用のUSBをCDCデバイスとして設定してみた覚書です(windows限定です)。

2022/11/28追加 sdkconfig.xxxの更新方法

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MPLAB Xでフォルダ名に日本語を使うとエラー

カテゴリー: PIC

こんなことは、すでに何回も痛い目にあっているのですが、ついついやってしまう。

今回も既存のプロジェクトをコピーして、ついつい「○○テスト」というフォルダ名にしてしまった。

案の定、正体不明のjavaエラーで構築が一向に終わらない。その様子です。

構築に成功しているプロジェクトをベースにしたはずが・・・

コンパイルは成功するのですが、最後のロードの先が進まない

Java lang.IlleagalArgumentException:・・・メッセージの後に進まない。

最下段の緑のインジケーターが終わらないのだ

フォルダ名から日本語を抜いて解決

大見出しですでに言ってるので、それ以上はありませんが、MPLABXに限らず「うっかりフォルダ日本語名」は絶対やらないという縛りで解決するので、プロジェクトのフォルダ名ぐらいは頑張って英字で決めてゆきたいと思います。

私自身は英語不得意なので、カッコ悪いですけどローマ字表記で頑張ります。

「回転装置」→「kaitensouchi」、カッコ悪いですが、私には分かり易いので・・・

VMwareのゲストOS Windows7で、PSoCDesignerを動かした。

カテゴリー: PSoC,ソフトウェア

久々にPSoC1のプロジェクトを修正することになりました。開発環境はPSoCdesignerです。

メインPCではアンインストールしてあったので、再インストールです。

Windows11ではSVGビューワがうまく動かない

PSoC1は内部ブロックの設計にSVGviewerが使われているらしく、Windows11ではインストール時に不適合のメッセージがでます。実行させてもそこだけ抜けていました。

Windows7で動かそう

そこで、先日VMware Workstation 16 PlayerにインストールしたWindows7で実行させてみました。

結果は一発OK、USBをゲストに繋ぎ変えてMiniProg/MiniProg3も普通に動作しました。

めでたしめでたし